秋田昌美の『スカム・カルチャー』(水声社 1994年)を図書館で発見して再読。このひとの本はけっこう読んでいる。エロチシズム関連のマニアックな本が多い。なんでもノイズ音楽家で世界的にも有名らしいが音のほうが未聴。けっこう前衛関係の音楽は聴いているほうだが、それで聞いたことがないんだから、かなりマイナーな方だと思う。
本については既知のことが書いてあるな、と最初読んだときは思っていたが、「YARD ART」とワッツ・タワーの項目は短いながらもアウトサイダーアートのことを紹介した先駆的かつ貴重な記述だとあたらめて認識した。やはり再読っていうのはやるべきだね。