食事をしながら昼の教育テレビを見ていると、児童の球技教育の一環でサッカーの練習がとりいれられて、子供たちが相互にリフティングやヘッディングをおこなっていた。そこですこし驚いたのは、
サッカーボールのデザインである。
そこではありとあらゆる意匠のデザインのボールを使っており、こんなにあったんかと発見したが、NHKらしく特定のメーカーだけのものにならないような配慮がはたらいたのかもしれない。それにしても、いろんなボールがある。
ちょっとネットで調べると、以下のようなものにあたった。
サッカーボールのデザインはなぜ変わった?
そこでは、
、視認性向上のために白黒亀甲を開発したところ、70年のメキシコW杯で採用されて普及したのです。その後、90年代に入り、国際試合などで大会ごとのイメージを打ち出すためにデザインが多様化していきました。視認性の面では、白黒亀甲より向上していると思います」(モルテン担当者)
とのことだが、今のJリーグの試合はシルバー系の色にグレーのクロスの線が入ったボールを使用している。確か高校サッカーの公式試合でも同様だと記憶しているが、その根拠はどこにあるのだろう。
海外のサッカーの試合を見てみると、いろいろある。またネットショップをのぞいてもナイキのボールなどはカラフルで地色が黄色のものもある。それはいいのだが、やはり試合をするうえでの可視性というか識別能力の高いものをボールとして認定すべきだろう。
以前テレビのサッカー中継で解説者が、ボールが青空にとけこんで見にくいということを話していたことがあった。それならばキチンと科学的に選定すべきだろう。
現在のボールの使われ方はなにをもって決定しているのだろうか。いろんなデザインのボールがあるのはいいとしても、試合で使用するボールは認識しやすいボールをつかうのが当然なはずだが、今のJリーグのボールについても、それを理由にしているとは思えないのだ。