ちょっと前にドニー・イェンのことを書いたが、彼にはまってきたので、いくつか映画を観て行きたい。そのなかで中華サイトで観た「捜査官X」というのがけっこう面白かったので、記しておきたい。
これには金城武が捜査官の役で出演していて話題になったのかもしれない。辺境の村で奇妙な殺人事件が起こり、それに関係していた紙の職人(ドニー・イェン)が怪しいとあたりをつけて、いろいろ策を仕掛けて彼と試したりする。謎解きのようなミステリー風の妙味があるのだが…ネタばれになるので、このあたりで終了。
https://www.youtube.com/watch?v=lS-vIS0Ckco
「捜査官X」
これタイトルが損しているね。このタイトルだと現代的なイメージで捜査官が主人公のような感じだが、むしろ狂言回し的な役割で、語り部のような位置でもある。それに舞台は中国の山奥のちいさな村なので、「謎の男」とか、「隠遁した殺し屋」みたいなほうがいいでしょう。
なお、原題は「武侠( WUXIA)」というらしいが、これもストレートすぎるというか、「侍」とか「武士道」みたいなど真ん中のタイトルなんで、なんだかなあ。