「
ブルーノ・タウト 工芸・デザイン展」を見た。
東京メトロニクスというインテリアショップの地下で展覧会が開催されていたが、それに関連してタウトゆかりの東京と建築をめぐるツアーに参加もした。
タウトというと桂離宮を「発見」した建築家としての名前が有名だ。今回あらためて
タウトを見直し(そして当時の東京やタウトが滞在した群馬・高崎)てみる機会があり、なかなかに日本と密接に結びついていることがわかった。
タウトは日本の簡素な生活スタイルを称揚していたようで、日本にきて近代化されている東京の街にがっかりして非難したことは有名で、作家の坂口安吾が反駁したことも知られている。戦後の東京は依然として(むしろ俗悪化)雑然としているわけで、今彼が生きていて東京や日本の町並みを見たら卒倒するのではないか。
東京歩きテクト
ブルーノタウトの会
ブルーノタウト資料館