廃墟ブームは定着したのかと思うが、実際に出向いている人間はどのくらいいるのだろう。あまり多くないような気がする。要するに廃墟は昔の幽霊屋敷のようなカンジで捉えられていて、怖いもの見たさの一類型ではないかと考えている。
そのような人に最適な雑誌がでた。廃墟・ばかけんちく・古墳・宗教施設・戦争遺跡など怪しいたてもの総まくりのガイドブック(?)だ。
レイアウトが凝りすぎていて、読みにくいのとあまり実用的ではないのが残念だが、よく取材していると思う。変なもの好きな方には最適な一冊。
フツーの旅はもう飽きた! 日本の《異空間》探検マガジン!!
三才ムック 「ワンダーJAPAN Vol.1」