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「夢のためならフリーターもしかたない」という設問が適当かどうか。今は正社員の募集が少ないわけで喰うためには非正規(契約・派遣・アルバイトなど)のはたらきかたも選択肢のひとつなのは当然である。
フリーターが夢のためについている仕事というのは、初期につけられた幻想であって、たまたまそういう人がいたにすぎない。夢がなくてもフリーターを続けなければならない場合もあるし、それが現実なのだろう。
「夢をかなえるため」としてのフリーターならば、それもシビアな話である。フリーターは仕事の蓄積がない、とよくいわれるが、今は蓄積を求めない仕事、柔軟に変更できる対応が求められているのだ。それが資本の要請であることを考えなければならない。