中国・青島(チンタオ)へいってきた。
青島といっても
青島ビールくらいしか思い浮かばない人が多いのではないか。私もそうだった。
まあ、風光明媚でドイツ租借地として街が発展して、近代化が成し遂げられ、その部分でドイツ風の建物が残っているということも知っていたが、具体的には、昨年大連にいったときに購入した「
青島 城市老建築」(宋連威 青島出版社)<日本語で表記したが、当然ながら本当は中国の簡体字だ>によりその一端を知ることができる。これには187の近代建築が採り上げられている。もちろんすべてが現存しているわけはないし、状態もどうかわからない。しかしそれだけ観るのもいいかと思った。
青島の近代建築が歴史的建造物として認定されるのは、最近のようで、日本支配下の建物が集中しているエリアを観て廻ったが、建物にある説明のプレートは2003年とあたらしいものだった。
旧市街の建物はかなり使い込まれているようだが、工事をあちこちでやっていてホコリっぽい。
中山路が繁華街だがかなり古びているようで、かなり離れたところに新区間があり、そこには巨大のショッピングセンターやショップが集中している。
新市街はお金持ち向けの別荘やら、マンションが建ち並ぶちょっとロスアンゼルスみたいな感じの街並みだ。
青島は半島で、先端部分に終点の青島駅があるが、現在は工事中で使用されていない。古い駅舎はボロボロである。いちおう昔の雰囲気を活かした駅舎として作り直しとガイドが語ったがどうなるか。湾岸部には新しい建物もあるが、駅のちかくは、旧市街でコリアンタウンもある。
中山公園にあるテレビ搭もしょうもないタワーである。シーズンオフなので仕方ないかもしれないが、一階はにぎやかにしているのだがまったく人がいない。閑散としている。
青島テレビタワー
青島(チンタオ)の写真報告はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/rosta/
青島ガイド http://www.qingdao-guide.jp/