NHKの世界遺産の番組を観た。
ベトナム・ホイアンを取り上げていた。なかなかおもしろいが、ホイアンの町並みで河岸が遠くへ延びたことにより、街がうなぎの寝床のように長くなったと番組で説明していた。ほんとうだろうか?
ベトナム・ハノイに最近いってきたせいもあり、ちょっと地形についての合理的説明すぎないか。ベトナムの民家。とくに街路の商家は、いわゆる町や形式がふつうである。いわば横長になるのは標準だということだ。
確かにホイアンの住居は、通常のものよりも「うなぎの寝床」状態が著しいのかもしれないが、それでも基本は間口がせまく奥行きがあり中庭のある「うなぎの寝床」なのである。
これについては中国の商家がそのようなスタイル(江南水郷地域など)なので、その影響がけっこうあるような気がする。