中国・鳥鎮(ウーヂン)にいったのは2年くらい前だが、それ以来江南地域の水郷や古鎮についての本をチェックするようになった。
ふるい街並みに感動したためだ。
『中国・江南 日本人の知らない秘密の街・幻影の村34 』 (中国古鎮遊編集部 地球の歩き方Books ダイヤモンド・ビッグ社 2006年) は中国でも知られていない村や町を紹介した本で、その翻訳本だ、
この34という数字は意味がありそうだが、読んでみるととくにない。
中国の本の翻訳ということで、これで日本人が旅をしようとするとキツイだろう、というか中国人でも、このあたりの交通に詳しくないと行けないのではないかと思う。要するにガイドとしては中途半端なのである。そのあたりが中国らしいのかもしれないが、交通の説明などもえらいアバウトで
歩いて40分とか、バスに乗ってどこそこへ行く、くらいしか書いてない。
ただ、日本のガイドには載っていない町がたくさん掲載されているので冒険心があり、暇があるひとならばトライしてもいいだろう。
ところでこの本に「うだつ」について書かれている箇所をみたが、「馬頭塀」と表記されていた。写真のキャプションなのだが、まぎれもなく「うだつ」である。
これまで日本の資料では<うだつは中国語では「火風壇」(フォンフーチャン)という>という名称なので、もしかしたら通名と学名など別な呼び方があるのかもしれない。また地域によっては違いがあるのかもしれない。
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