最近は朝からラジオを聴いている。日曜の朝に子ども電話相談室というのをやっているが、その前には「おとな電話相談室」というのを浅草キッドがやっている。
浅草キッドの場合は伊集院の番組などにゲスト出演などすると面白いが、自分たちがホストだったりすると暴走の度合いが弱いというのか、なんか世間的にまっとうなことを言ったりしている。まぁ家庭内のこと、子どものことなどいろいろ悩みはあるのだろうし、立派な社会人というか、ちゃんと家庭を守っているわけで、えらいのだが、その分おとなしくなっているというか、こじんまりしてる感じが痛い!。
さてゲストが高木美也子さんという評論家で、よくテレビなどにでてくるが本職は医者だと思う。昔からでていて嫌味のない雰囲気が好感を得ているんではないかな。
悩み相談としてはハガキを読むのと、電話があるのと二つである。ハガキでは女性から「フランス語を習いたいけど、夫が許してくれない」というもの。
高木さんは、フランス語だとアフリカとか大体通じるから便利、それからスペイン語は南米にいったりすると通じる、とコメントしていた。
語学学習なんて別に夫にことわるもんじゃないだろうと思いながら聞いていた。それで思ったのがフランス語やスペイン語、そして英語もそうだが、世界共通だとか錯覚してるけど、それって世界へ侵略していった結果なんじゃないかって。
英語にしても、イギリスが世界のあちこちを植民地にして、アメリカ大陸に現地に住んでる人を追いやって、土地を奪って勝ってに自分の国にしちゃったのだ。そして、生産力が巨大になって結果ドルの力で英語も各国で通じるようになったのである。
けっして英語がいいから、みんな採用してるわけではない自然現象などではないのだ。
フランス語もスペイン語も植民地を支配してきたからその言語がひろまったのである。植民地支配したほうがいいだろうが、その地域にいた人は仕方なしに従ったのであって、そのあたり忘れてはならないと思う。
それからハングル語がいいじゃないか、近いから、などと浅草キッドが話していたが、「ハングル語」というのはないはずだ。ハングルは朝鮮・韓国語の文字にあたるもので、日本でいう「ひらがな、かたかな」のようなものだ。
朝鮮語あるいは韓国語といえばいいのだ、あるいはハングルだけでもいいと思う。
語学学習って、やりたくなるが目的が明確じゃないとなかなかモノにならないというか、続けることが難しいと思う。