日曜日の午後TBSラジオを聴く。
春の番組改編で伊集院光の「日曜日の秘密基地」から爆笑問題の「日曜サンデー」(そのまんま、なんのひねりもないところが爆笑問題らしい)に代わった。
前の番組では、二流お笑いタレントがニュース解説をやっていて、それがためになったしおもしろかった。もちろん台本あり。
新番組については何度か聴いていたが、大田と田中のトークを越える企画はないようにみえる。ゲストをよんで話をするコーナーもゲストに左右されるため、毎回盛り上がるわけではない。「カラオケベスト10」や「27人の証言」も穴埋め的でどうでもいいかなってカンジがする。
今週はゲストが大橋巨泉でこれはおもしろかった。
大田が巨泉に対して、しょっちゅう日本に帰ってきてテレビに出たり、本だしたりするのは貧乏性だ、とか、夏あついからといってカナダにいくのはカッコつけすぎ、北海道にいけばいい、と無茶なつっこみをする。
巨泉じたいは金もち喧嘩せずっとばかりに、適当にあしらっているが、選挙や政治の話ではけっこうマジメに話していた。
こんどの自民党総裁選について茶番であるとバッサリ。以下発言を列挙すれば…。
自民党で首相を続けられないんだったら、ふつう選挙民は民主党を選ぶだろう。それが日本ではそうならない。これが駄目なところ。
小泉ってのは首相になりたかった男でそれ以上でも以下でもない。
自民党と民主党じたいさほど違いはない。それでも政権交代が必要なの民主党はまだ官僚との癒着がすくないから。
今政治家は月曜午後から金曜午前中くらいまでしか永田町にいない、あとは地元に帰ってしまう。それだけしか仕事をしていない。だけど法案など結局は官僚が優秀だし丸投げすればなんでもやってくれるから。それくらい官僚のいいなりになってる。
大田光は馬鹿な国民といってやればいいんだ。
民主党をやめたのは比例で出たから、民主党にあいそがついたので党をやめる以上は議員をやめるのが筋だろう。そのとき官房長官だった福田康夫が「職場放棄」といったけど、じゃあ今自分の首相辞任はなんなんだ、といいたい。
今後政治家になる気はない。ひとりじゃ何もできない、西川きよしも無所属で議員をつづけてたけど無力感をかんじたと思う。
無理だろうけど今度でるんだったら共産党か社民党だな。
以上、なかなかおもしろい放談だった。