東京タワーをまるごと一冊にしたムックが文教堂という書店で平積みされていた。
どうも教文館と間違うんだよな。こちらは銀座にあるキリスト系の書店。
文教堂は日本でいちばんおおきいチェーン店の書店らしい。しかしここもキリスト関係の本が多いのでキリストと関係あるんじゃないかな。
東京タワーは東京で好きな建物のひとつだが、意外と建築ファンからは無視されているようなところがある。
それはあの鉄骨むき出しのスタイルにあるんではないかと考えている。パリのエッフェル塔だってできた当初はグロテスクなものとして指弾されたと聞いている。しかし今はパリの街に溶け込んでいる。
東京タワーの無骨な鉄骨をフォローするものとして塗られているカラー塗装がおおきな役割を果たしていると思っている。
京都のタワーは鉄骨が出ていない分面白みがすくないように思う。今度押上方面にできる予定の第2東京タワー(正式名称は忘れてしまった。江戸・東京タワーか?)も鉄骨は出ていない分フツーの高層建築のようで工夫がないというか、おもしろくない。