http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090709AT1G0901809072009.html
ジャズや落語など幅広い分野の執筆活動で知られた評論家、平岡正明(ひらおか・まさあき)氏が9日、脳梗塞のため横浜市内の病院で死去した。68歳。
山下トリオが結成40周年だそうで、ゆかりの人びと(タモリなど)がテレビで山下トリオと出演していた。ほかに関係者といえば、筒井康隆と平岡正明、相倉久人だろう。
平岡といえばその文体と話言葉のギャップが印象深い。
文章はよくいえば勢いがあって、とめどない語り口なのだが、わるくいえば、格調のない、多分におちつきのないものだ。
ところが本人が話すことばは、わりに低い声でゆったりとおちついた話しかたなのだ。文章を親しんでいるほうにとっては、意外な気がすると思う。