雑誌「pen」の最新号をみて驚いた。
表紙が「一式飾り」ではないか。
「一式飾り」
「一式飾り」とは
佐義長(とんど)の行事として鳥取県西伯郡南部町の法勝寺宿で今も引き継がれている素朴な民衆芸術のひとつです。
いわば大衆的なアートだが、身近にある日常的な素材を使って別な「もの」を創造して、見立てるのである。江戸時代にも「見世物細工」として日本あちこちで試作されてきたようで富山などでも「つくりもん」と称してイベントや祭りがおこなわれている。また大分でも「見立て細工」として知られている。
どちらかというとキッチュの文脈で語られてきた。そして同じようなものはあちこちあるし、たまたま近所のややおおきな中華料理屋の横をとおりかかったら窓に飾りがあった。
酒の杯などの瀬戸物の食器で竜がつくられている。それも二対も。
この雑誌の表紙のみならず中身の特集でも一式飾りのスタイルをとった作品がある。これは現代美術の手法として通用しているのだ。
なお以前書いたブログで見世物細工の伝統について木下直之の本を紹介したので、よかったた参照願う。
http://rosta.exblog.jp/5894544
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しごと館がテーマパークのような楽しい施設であれば黒字になるとおもうが
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筑摩書房のPR誌『ちくま』の最新号が送られてきたので読んでいたら、なだいなだの原稿に目がとまった。
いわく「オバマは黒人か」と。父親はケニア系の黒人だが、母親は白人(スウェーデン系)らしい。
まあハーフということだが、混血だ。
結局アメリカでは黒人の血が混じっていれば、すべて黒人という範疇なのだろう。ただそれでも黒人の間では微妙に温度差があるだろう。
肌の色が白いほど優越感を感じたり、また逆にコンプレックスを感じたりする。両義的なものだが、いずれにせよ。複雑なものを残しているのだろう。
マイルスの1973年のライブが見られる。
たぶん最後の最高峰の演奏だと思う。もちろんその後75年くらいまでテンションは持続するんだけど、休止後は腑抜けのように音楽が薄くボルテージが下がっていった。そして死ぬまで輝くことはなかった(ように思う)。
晩年のマイルスの演奏も生で聴いたことはあったが、往年の音楽性には比べるべくもなかった。それを聴いているのもつらかった。
やはり75年より以前のライブを堪能するしかないだろう。
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オバマ政権については識者やアメリカウォチャーが分析するだろうが、わりとバランスを重視しているということだ。
朝のラジオで政治評論家の小澤遼子が
オバマなどがアメリカを再興させるような話しをしている。日本人からすればアメリカの社会は「アメリカ! アメリカ!」と絶叫しているようなカンジでちょっと違和感がある、というような話をしていた。
まあ、アメリカという国のなりたちとして、インディアン(先住民)たちを征服して独立戦争をかちとり、移民の国家として自己を形成しなければならないという命題がある以上はその圧力がないと崩壊してしまうからだろう。