北千住の路地にレコードジャケットなどや昔のアングラ演劇のポスターなどを外観に貼ってある店がある。そこを今回通ったら、店の主人らしき人が飾り付けている最中だった。
なんかマツコの「月曜から夜ふかし」あたりで登場したらしい雰囲気。北千住「昭和サロン」という名前で茶房・酒房とある。
チラッと中を観たことがあるが、まるで古本屋のように資料が山積みされていて、おっと古本屋は本棚にきちんと収まっているが、ここは整理されていない個人の書斎みたいだ。ともかく倉庫みたいな狭い部屋に資料が置かれており、人がいるスペースはほんの僅か。
「飲んでいくか?」と上から目線で誘われたが、そのような店内の雰囲気といったい金額はどうなんだ?という疑問があり、さすがにビビって、また今度と遠慮したが、店の主人は「フツーは入れないぞ」と畳み掛けてきた。これは脅迫だと早々と退散。
北千住の立ち飲みや天七に久々に行った。北千住で集会があり、
金平茂紀さんが登壇した。それで時間はあまりなかったが、北千住駅前の天七に寄った。
ここは関西風の串揚げ店で、はじめて行ったのは20世紀ではないだろうか。大袈裟な表現ではあるが、その時代の雰囲気を遺した飲み屋である。当時は関西風の串揚げ店は少なく、店に貼られてある(ソースの)「二度漬け、おことわり」のフレーズが頭に残っている。
当時の雰囲気はまだ遺していたが、さすがに値段は今風で、やはり単価はそれなりに上がっている。昔のように軽く一杯という感じではない。それでも大きなカウンターのみの店舗で往年の大衆酒場の雰囲気を味わった。
TBSラジオでアルバート・キングの曲と解説を聴いている。昼の放送でキングの話とブルースの話が流れるとは…。臼井ミトンの放送はマニアックだなぁ。
ブルースやソウルで思い出した。若い頃印刷会社に勤めていたが、そこが火事になったことがあり大変ではあったのだが、その印刷会社で「ソウルオン」という桜井ユタカが主催するミニコミを印刷していた。その雑誌の掲載資料が燃えてしまったようなのだ。それで賠償問題などゴタゴタしていたらしい。結局それがどうなったかは判然としないが、ソウルの専門雑誌というのも時代だなと感じる。ちなみに桜井氏は亡くなっている。
ソウル、R&Bミュージックなどブラック・ミュージックの音楽評論家、桜井ユタカ氏が2013年6月11日午後、肺炎のため死去した。71歳だった。親族で密葬が行なわれる。
「ミュージック・マガジン」界隈の人かと思うが、それに関係する人の訃報も出てきた。
CD・レコード等の制作、ライブ企画運営、音楽出版事業を手掛けるP-VINE創業者の日暮泰文(ひぐらし・やすふみ)さんが5月30日に死去したことがわかった。75歳だった。(毎日新聞 2024/6/3)
日暮泰文はブルースの音楽評論家だが、世間的にはpヴァインの創業者として知られているのだろう。pヴァインはサブカルの音楽・出版事業としては儲かっているかどうかは別にして、ユニークな翻訳本など多数だしていて面白いと思う。75歳だから今でも会社に関わっているのだろうが、そのあたりは不明。ブルースのミニコミも出ていた気がする。「ザ・ブルース」か「ブラック・ミュージック・レヴュー」かな…。いまでも個別音楽マニアのミニコミ(専門誌ではなく)は出ているのだろうか。
プレデターという映画。1987年の公開以来幾度となくつくられてきたが、この正体不明の高度な技術を持つという地球外生命体・プレデターに猟られるという設定はほぼ同じだろう。
しかし、圧倒的な身体能力と科学技術を保持して、なぜ人間のようなつまらない生物を狙うのであろうか。そこが最初の映画から腑に落ちない点であり、また、そこは描けていないところが不満である。
単純に狩猟なんだから、イギリス貴族がうさぎなどを狩るのと同じではないかと言われたら身も蓋も無いが、しかし、人間は生物としては危険の察知能力は低いし、狩る方は途方もない飛び道具などの未知の技術とおまけに姿まで隠せるのだ。これはあまり非対称すぎるのではないか。
唯一、危険を冒してるのは「エイリアンVSプレデター」でこれは武将的なあり方というか勇者を証明するものとしての狩りであり、対決が示されていて納得がいった。それ以外は単なるゲームとしてやっているようでスリルやリスクが少ないものだ。
安全を求めるのは宇宙人も同じなのかもしれないが、そのぶんスリルや醍醐味が薄れるのではないのかな。
今日 朝 歯を磨いていたら、竿竹やの案内が聞こえてきた。
さおや~ さおだけ~、のあれである。
久しぶりだったが、20年前のお値段です、とか。2本で千円、古い竿は引取ます、など昔のままで
声もよく聞いていた、女性の声であった。
『さおだけやは何故つぶれないのか』という本があったが、あれは会計士の著者が憶測で書いている本で、おそらくこういう商売なんだろうということであった。あまり面白いものではなかった。さおだけやに密着して、取材している本かと思ったが…。そういうことであれば面白くなったと想う。