ウェブ記事で居酒屋デフレ競争の話を読む。居酒屋業界が不振だというのは以前から聞こえてはきたが、その要因として市場としては居酒屋が過剰であるということと、若者の居酒屋離れがあるという。若者層(20歳代)も10年で400万人が減ったという。20歳代だとこれまでどの程度酒を飲んでいたのか? これは詳しいデータがあるのだろうか? 昔は娯楽が少なかったから会社が終わったら、社員同士で酒を飲むということが自然だったかもしれないが、そのような慣習は少なくとも80年代以降は減っていったのではないか。個人的に振り返っても20代よりも40代のほうが酒を飲んでいたと思う。
20歳代の若年層の人口は、2000年の約1800万人から2010年の約1400万人へと、この10年間で20%以上も減少した。加えて若年層の所得減少の傾向も著しい。国税庁のデータによると、20~34歳の若年層の給与所得は、1999年から2009年の10年間で10%以上も減少している。
【小屋知幸のビジネストレンド研究所】
居酒屋デフレ戦争に勝者なし
業界横並びの価格競争は淘汰を招く
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_81902_434035_143
居酒屋業界で、低価格/均一価格競争がぼっ発した。若者人口の減少と消費者の酒離れ
を背景に、居酒屋の市場規模は減少し続けている・・・