台風が接近していた昨日、錦糸町のすみだトリフォニーホールへジプシー音楽を聴きにいった。すこしはやめにいったが、4時半ごろからかなりどんよりして小雨まじりの天候だった。亀戸までいってブックオフなどに寄る。駅前の狭い路地をねずみが通っていった。このあたりはあまり変わらない。
錦糸町や錦糸公園ができたり、多少にぎやかになっているかな。タラフハイドゥークスとコチャニーオーケストラのジプシー音楽楽団の共演、競演だ。そこにインド舞踊の女性ダンサーが絡む。あまりピンとこない、というか凡庸な踊りではないか、とも思ったが、そもそもジプシー音楽は冠婚葬祭の盛り上げのための音楽で、俗っぽいものだ。ある意味で芸術的洗練とか独創的、創造的部分はさほど必要ではないのだろう。
俗っぽいパワー全開で、例によってタラフの連中はコンサートが終わってもロビーで演奏をつづけて、おひねりを要求していた。これがジプシー音楽の本来のあり方なんだろう。