Excite news : スタッフサービスで長時間労働
スタッフ社会長ら書類送検=大阪労働局、労基法違反で [ 03月24日 17時24分 ]
共同通信
人材派遣会社最大手「スタッフサービス」(グループ本部・東京)が2003年、会社ぐるみで長時間労働とサービス残業をさせていたとして、大阪労働局は24日、労働基準法違反(割増賃金不払いなど)の疑いで同社の岡野保次郎会長、中山堯社長ら幹部5人と法人としてのスタッフサービスを書類送検した。
岡野会長らは調べに対し「全国でサービス残業と不払い賃金があったことは知っていたが、改善を怠った」と話しているという。
調べによると、スタッフ社は2003年7月から11月末にかけて、大阪本社の営業社員8人に毎日最大4時間のサービス残業をさせ、割増賃金約225万円を支払わなかった疑い。
この報道をみると派遣先の企業ではなく、あくまで自社の社員に対してのサービス残業だったようだ。
労働組合はないんだろうな……。
最近はいろんな企業が労働局にタレコミで調査されたり、改善勧告を受けたりしている報道がある。また、クビになったら弁護士を通じて復帰要求の争議をおこしたりしている。知人でもそういう例がある。
そういう時代なのかもしれない。ある意味個人で動いて解決できるという側面があり、プラスに考えてもいいのだが、反面で組合にはいったり組合をつくったり、いろんな人と連帯して運動をつくっていく機会は減少していくのではないか。
労働組合の存在はさほど重要ではなくなっていく。