月光秘宝館 中野のタコシェにて 5.13日(金)まで
イラストレーター石原豪人は、昭和50年頃から最晩年まで、林月光の別名で、ゲイアートやSM系ポルノを描いたという。その月光作品をあつめた展覧会がある。
展示作品は、さぶ・JUNE・SMスピリッツ・SMマニア・SM秘小説・SMファン・SMキング・S&Mスナイパー・SMクラブなどに掲載された作品各種。
むかし、雑誌の仕事で
石原豪人さんの絵をみせてもらったことがある。
スタイルとしては物語のさし絵の王道というかんじです。へんに情緒的で劇的で情感がある絵だ。けなすつもりはないが、さほど好きなタイプの絵ではない。
しかし、みょーにエロティックな見世物小屋の看板のような激情性をだせる絵というのは、なかなかかけるものではない。編集者もそれがほしくて石原さんにイラストを依頼したと語った。たしかに雰囲気をだせるイラストレーターはそういないからね。