葉問とはブルース・リーの師匠だったカンフー・マスターで実在の人物。いろいろドラマや映画がつくられている。
とりあえず『葉問 序章』(2008年) 『葉問2』(2010年)を観た。ドニー・イェンという俳優が主演だが、いい感じ。これまで香港映画、カンフー映画というとジャッキー・チェンやジェット・リーが有名で、不遇をかこっていたようだ。
私が彼を見たのはジェット・リー主演でチャン・イーモウ監督の『英雄』(2002年)で、はじめのシーンなのだが古寺の境内で、そぼ降る雨のなかをジェット・リーと槍の使い手に扮したドニー・イェンの剣劇がそれだ。日本でいうなら佐々木小次郎のような雰囲気を漂わせていて、端正なマスクがより印象づけられていたような気がする。
たぶん他の日本人なども、このシーンの俳優に注目されたようだと思うが、実は香港などでも、彼が再評価されるきっかけだったとなにかの記事にあった。そしてブルース・リーのファンでカンフーアクションの演技指導もしている多彩な役者だと知った。今後とも注目していこう。
http://www.youtube.com/watch?v=sgUveDPxUZE