社会保険庁を解体して年金機構をつくったことは良かったのか? いろんな業務を下請けを出していたり、民間に委託している。これ事体は旧社保庁でも同じかもしれないが…。秘密漏洩の危険はないのか? 疑問が残る。
http://mxt.nikkei.com/?4_35847_950352_1
日本年金機構で発覚した大規模な個人情報の流出は、年金記録問題などで傷ついた国民の公的年金制度への信頼回復をさらに遠ざけそうだ。発端は外部からのウイルスメールによる不正アクセスだが、同機構の対応の不手際が傷口を広げた点は否めない。安倍晋三首相にとって年金問題は第1次内閣でも苦しんだ鬼門だけに、首相官邸も火消しに躍起になっている。
流出した125万件のデータについてもパスワードをかけていないものがあって問題なのだが、仮にパスワードがかけてあっても、パスワードがの解析ソフトなどもある。時間をかければパスワードを破ることは可能である。詳細は不明だが完全にパスワードでブロックするのは難しいのではないか?
個人情報が流出した経緯にも不手際が重なっている。個人情報にはパスワードをかけるのが年金機構の内規になっている。こうした流出が起きても中身にアクセスできないようにするためだ。だが、同機構は1日に開いた記者会見で125万件のうち約55万件はパスワードをかけていなかったと明らかにした。