まだ9月だがしとしと、しっかり雨が続き憂鬱である。秋の長雨か。また夢の話。
おそらく渋谷の西武デパートだと思う。イメージとしては池袋の東武デパートなんだが、そこの上階、12階くらいに書店があり、そこに行こうと入っていくとやたらフロアが広く、ちょっと吹き抜け風に天井が広かった。さてエレベーターに乗り込むと中年の男と女も同時に入ってきた。どうやら年上のようだ…。
外側が見えるエレベーターなので風景が見える、なかなか到着しない。不思議とアナウンスで改装中で別な場所に目的の売り場があるという。いつのまにか上部に移動せずに横に進んでいて、街なかを移動している。だいぶ時間がたってしまった。エレベーターがタクシーに変わったようだが、べつに内部の仕様は変わらない。
ようやく着いたようで、ドアが開くと、そこはどこかの地方都市の広場のようだ。周囲はなんだか温泉街の土産物屋のような店が並んでいる。なんか湯河原あたりの駅前みたいだ。ほどよい寂れた雰囲気の風景がなんともいい雰囲気。広場の一部真ん中あたりが隆起している、そこから絶壁のように階段が続いている。先に進むと、どうやらそこはお寺の参道のような感じで店が続いている。浅草寺の仲見世通りのようにも見える。
ずっと進むと、目的とした店が見えてきた。すこしオシャレ系の大きめの店だ。しかし、いろいろ探してみるとインテリアや雑貨ばかりで本は置いていない。諦めて周囲を散策する。
どうやらここはお寺がある観光地のようなところで、お寺の本殿にも入ってみるが、大して立派な寺ではないし、さほど人も参拝していない。さきほどの広場の近くにもどってみると、地下に続く階段があり覗いてみると土産物屋のようだ。降りてみるとカウンターのみだが、いくつか商品が並んでいる。まさに観光地の土産物屋だ。店主らしき親父さんに聞いてみると、そろそろおでんなどを店の手前に置いて売り出すという。カウンター幅ほどの広さがある階段のスペースがあり、階段を降りてからも広場風になっている。充分屋台などを出す空間がある。