観光名所として高いところ、タワーや塔、展望台、高層ビルはおなじみのスポットだ。わたしも好きで、チャンスがあればなるべく上るようにしている。
そんななか『
日本の高塔』(兵頭二十八、小松直之著、四谷ラウンド)を読んだ。モノクロだが、写真とデータがそろって記述されていて、ちょっと事典的な記述ではあるが、よく調べてある。これは1999年発行なので六本木ヒルズなどは掲載されていないが、いちばん高い高層ビルは横浜ランドマークタワーだという(展望室は273メートル、六本木ヒルズは高さ238メートル、地上54階という)。また、それ以前は池袋サンシャイン60、続いて東京都庁だという)。展望室のある建物としてはたぶんそうだろう。霞ヶ関ビルははじめに東京に旅行にきた時にのぼったなあ。
なかなかおもしろいこの本は残念ながら出版社が倒産しているので今では古本屋を探すしかないだろう。著者の方たちには、今度は世界の高塔にチャレンジしてほしい。