大阪にいった。仕事なのだが場所が天王寺のちかくで下町にあたるらしい。
大阪については1度しかいったことがないので、まったく勝手がわからない。4時くらいに仕事は終わり、それから
天王寺駅から公園を通って
新世界へ移動して、串カツ屋で一杯飲む。
スマートボールの店は健在だが、やはり人は少ない。十年以上前に行ったときとそのあたりは変わらない。ふぐの「ずぼらや」もあったが、入る気がしなかった。通天閣の2階の入り口までいったが展望台が600円もするので、やめて売店などをうろうろ物色した。赤井秀和の映画(坂本順治の映画というべきか)はこの辺りをしつこくフィルムに定着させている。
串カツやが以前より増えているのがわかった。大阪の名物として定着したのだろう。雨が振っているので、歩くにはしんどいが仕方ない。
歩いて大阪のアキバこと
日本橋(ニッポンバシ)へ、けっこう距離があるのでアキバよりも規模がおおきいかもしれない。やはり、こちらもメイド喫茶やゲーム・DVD販売などがはばを利かせているようで、オタク化しているのだ。
ここには
軍艦アパートという物件があるようで、現在は人が住んでいないようだが、健在らしい。
「ワンダーJAPAN」という雑誌では、大阪のヘンなものを特集していて難波八坂神社や天王寺の全興寺、東大阪ではあるが石切神社が紹介されている。これは再度来阪するしかないかな。
ワンダーJAPAN(2) 2006 SUMMER
三才ムックvol.126 2006年6月17日発売
超高層ビル、巨大建造物、珍建築、廃墟、近代建築
不思議な神社仏閣、珍スポット、B級スポット、大仏、
思わず萌えてしまう美しい工場など
ふつうの観光ガイドブックでは取り上げられない
日本各地の変わった場所・建物をカラーで大量に紹介した
日本で唯一の雑誌の第二弾!
雨のなかで歩くには適当ではないが、西成・釜ヶ崎をみたくなり、天王寺方面へ戻る。まさに労働者の街だ。
飛田新地へも足を伸ばしぶらぶらあるく。昔の建物が多くボロっちい家屋が多いがビルが少ないのが、うれしい。すっきりと昔の町並みがいいのだ。
一種整った街路であり、たとえば東京・吉原なんかよりも感じがよい。