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建築家の黒川紀章が亡くなった。親しい医師の話によれば昨年秋には、命は長くないことがあきらかだったというから、文字どおり命をかけて選挙をたたかったということだ。憤死だろう。
たしかにテレビで見ているかぎりでは、死にそうな雰囲気はあった。公約で特筆すべきところはないが、世界的建築家としては、ものを建てるのでだけではなく。建てるまえから積極的に仕切っていきたいと思ったんだろう。
建築家としては権力と金によりそうしかないので、それを両方手にして自己の考える都市計画を首都でつくってみたかったのでは。
建築家の最終形態というか究極は自治体首長や国家元首をめざすしかないのか。
トピックス 2007.2.21
都知事選について
15の公約
1) 石原都知事が立候補を辞退しない場合には、都知事選に立候補する。
2) 無所属(どの党からも、推薦されれば受ける)で出馬。
3) 1期のみ
4) 無給、官舎(公館)公用車は使用しない。
5) 石原都政の良かった点は、当然継承する。
6) タレント知事の乱立(すべてが悪いわけではないが)に歯止めをかけたい。
7) 都知事の期間、KKAA((株)黒川紀章建築都市設計事務所)は都の計画や設計を受注しない。
8) 東京オリンピック中止
9) 都を区中心の多核型の都市として活性化する。
10) 一部の首都機能の移転を積極的に支援し、都心に再開発のタネ地を将来のために確保する。そして緑地率を高める。
11) 東京を金儲け主義の投機から守り、文化と経済の共生を目指す。
12) 傲慢な態度ではなく、都民と対話し、都民の声に耳を傾ける。
13) 議会(民主主義)の重視
14) 中米露との関係重視
15) 知事のリーダーシップ確立、側近政治はおこなわない。
以上
2007年2月21日
建築家・都市計画家
黒川 紀章