今発売中の「週刊朝日」に日本共産党・志位委員長のインタビューが載っている。最近は国会での派遣労働者保護法などを言い出している(派遣そのものを禁止にしたほうがいいと思うが)ため、えらいネットで話題になり、その動画なんかもトップのランクになったという。そんなわけでエライ人気がでちゃたのである。
それでこの雑誌の記事なのだろう。表紙にもでかでかとキャッチがでてるし、巻頭なのでえらい扱いで、メデタシ、めでたしということなのだろうが‥。
真面目でブレない主張が新しい
志位和夫の日本共産党宣言
今日歯医者にいったら、待合室の週刊誌のなかにくだんの週刊朝日があった。待ち時間にページをめくってみると、中国の評価がでていた。なんと中国は「市場をつうじて社会主義へむかっている」という見方をしている。これはそうとうオカシイ!
中国はむしろ、市場をつうじて資本主義にむかっているのであって、歴史的にもさまざまな規制をはずし、資本主義に近づいているのだ。それも
新自由主義の資本主義に。
中国は類型としてはアジアなどの開発独裁国家ということになるだろうが、政権が「社会主義」と唱えているだけである。そのうち、その看板もはずすことになるだろう。
まあ、政治的には今の中国共産党のような独裁でないともたないだろうし、混乱してしまうので今は民主主義にすぐに移行しないほうがいいと思うが。
いいこと言っててもヘンなこと言って帳消しどころかマイナスじゃん。いつまでも現状をキチンと認識しないと、バカにされっぱなしで終わってしまうよ。