Excite エキサイト : 政治ニュース
今どき日教組が日本の教育の諸悪の根源みたいにいうのは街宣ウヨクだけだと思ったが、おおもとの発信者がいたわけだ。なるほど…。
それとやはり組合はつぶしたいと考えているわけだ。じっさいに国労をつぶしたからあとは自治労と日教組をつぶせば、めざわりな抵抗勢力はなくなるというような発言は自民党の議員から(中川とか)、けっこう聞こえてくる。
残念ながら今の日教組は内部分裂で共産党系が全教という組織をつくり出て行ってしまって、かつての戦闘性はなく方針じたいも政府・文科省と協力しあっていくという路線である。
それが証拠に昨年の教育基本法改悪反対のたたかいでも、表むきは反対を表明していたが実際には組織的なたたかいを展開してこなかった。
ひとつ言えるのは、仮に労働組合が資本や権力に恭順を示したとしても、それを認めて慣用になったり譲歩するということはありえない。だからこそ労組そのものをまったく認めないような経営者がいたりするのだ。日本にはいまだ社会的風土として労働者の権利じたいを否定したりするようなところがある。
結局は対抗する力関係をつくりあげる以外に対話できないのである。