昨日は横浜関内へ渡辺文樹監督の映画「天皇伝説」を観にいった。
幸い右翼の連中はいなかったが、警備らしき人々はけっこういた。会場は横浜開港記念のホールで雰囲気はいい。
横浜開港記念会館
http://www.city.yokohama.jp/me/naka/renraku/kaikokinen/
映画についてはどうも稚拙な作品としかいいようがないが、監督自身がいちばんうまい俳優としてでている。これはまいりました。
途中で帰りたくなったが、お金が惜しいので最後まで観てしまった。
これは確信犯的につくっているのではないかとかんぐってしまった。
「シベリヤ超特急」のほうがまともだ。もっとも「シベ超」よりは圧倒的に迫力があるが…。
もうすこしプロのスタッフ揃えて、シナリオを刈り込んだりすればかなり面白くなると思うんだが。
日曜日には関内にある松坂屋が店じまいをするというのでカメラを提げて建物をみにいった。アールデコの建物ではあるが、すこししょぼい感じで、贅をつくした館ではない。
外観はみれるが内観のアールデコ装飾はぞくっぽい。やはり松坂屋本店にはおよばない。
屋上には「ゆず」というフォーク・デュオの壁画なんぞが飾ってあり、それ目当ての若い女性もチラホラ。たいして高い建物ではないが周囲にはそれほど高いビルもないので、そこそこ眺望がいい。
屋上で撮影していると、やはりカメラをもった地元のおじさんが話しかけてきた。
「なんだか人が多いね。閉店となると客が増えるのも皮肉だね」と笑った。
「このあたりも寂れてしまったなぁ…」
・伊勢崎町の最盛期っていつごろなんですか…? と私
「そうだな、昭和30年、40年くらいかな」
…そんな前なんだ…
寂れたイセザキモールをさまよい歩き、黄金町から野毛にでて居酒屋でビールを2杯飲んで桜木町から電車で帰ってきた。
横浜松坂屋