ポレポレ東中野で歌謡映画の特集をしている。
渡辺マリのヒット曲を題名にした「東京ドドンパ娘」を上映するというので見に行った。
客は5名くらいしか入っていない。まあ知名度はないと思うのでしかたない。
渡辺マリの曲がヒットして直ぐに作られたようなカンジがする。
彼女も若々しい、映画のストーリーはよくある話で、レコード会社の会長が引退を決意して、昔別の女に産ませた息子を探して跡継ぎにしようという話しだ。
これに社長の座を狙う専務が息子をでっちあげて、自分の意のままにして会社を乗っ取ろうと画策。
この息子に扮するのが主人公で、これに絡むのが渡辺マリふんするキャバレーで歌っている新進歌手で、なんとかレコードデビューを果たそうとする。
ネタばれになるのでこのヘンでやめておくが、渡辺マリの出演シーンや歌うシーンが少ないのが不満だが、森川信や由利徹などの喜劇役者がそれなりに活躍しているので、まあ安心してみていられる。