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17日の毎日新聞だったかの紙面では、日体大がシード権剥奪の処分に関して不服を申し立てているという。当然だ。
活動自粛というのは、あくまで主体的な責任のとり方であり、それ自体はなんの取り決めのない行為ではあるが、じゅうぶん尊重されるべきものだ。
関東学生陸上連盟はどのような理由により<活動自粛じたいは別の問題ではある>、処分をおこなうのか?
法律のような条文があり、該当部分により制裁がなされる、という根拠が明確なのだろうか?
仮にあったとしても、それを当該の弁明など検討もせずに、一方的に処理されることに違和感があるのである。
その意味で処分に不服を申し立てているということは健全なことだと思うし、今後は責任範囲や倫理を明確にして、公正な議論を積み重ねて、民主的運営をつくりあげるべきだろう。
2009年4月13日 12時34分
関東学連が日体大に厳重処分へ 大麻事件の陸上部に
日体大陸上部の男子部員が合宿所で大麻事件を起こした不祥事で、関東学生陸上連盟の青葉昌幸会長は13日、同陸上部の活動自粛方針が甘いとして厳重処分を科す方針を明らかにした。同日に開く会議で処分が検討される見通し。関係者によると、6カ月間の出場停止処分や箱根駅伝のシード権はく奪などの可能性がある。同陸上部は今月に入り、全部員を対象に4月末まで公式試合に出場させないなどの活動自粛方針を決定。