「精霊送り」 宇佐市長洲
『お寺へいこう』(扶桑社 2000年)で知ったのだが、大分県宇佐市では長洲精霊送りというものが、ちょっと変わった祭りだという。ふつうの精霊流しではなく、供養するものが有名な平等院鳳凰堂などの寺院のミニチュアなど、精巧につくられた豪華なものだとか。
当地の新聞「大分合同新聞」をのぞくと、その記事があった。
故人供養「精霊送り」 宇佐市長洲
[2009年08月16日 09:36]
灯籠を燃やした後、精霊船を海に流した。
御殿灯籠は木や紙で神社仏閣などを表現し、金銀の飾りをちりばめた豪華な細工が特徴。精霊送りの起源ははっきりしていない。源平合戦に敗れて落ち延びた平家の人たちによる一門の慰霊―など諸説ある。
写真をみると確かに派手だ。